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[First Blood]2009/01/24~25 根場地区”夜”(後編)

昭和41年9月25日、台風26号の豪雨により発生した土石流により「根場地区」「西湖地区」は
壊滅的は被害を受けた。これは被災前の写真。

沢川、三沢川で発生した土石流は、「根場地区」「西湖地区」の中心部を直撃。
今回の作戦区域である「根場地区」は死者・行方不明者63名という大惨事になった。
これが今回の合宿所奇談のバックボーンになっているという説がある「足和田土石流災害」です。
今回はこの地図の×印。土石流止めの堤防があるある辺りまで移動しています。
ルートは薬明神社を出発点とする「鳥居北上ルート」です。

NVのチェックを行う。
この日は、雪の都合で道路状況が悪く、最後のメンバーであるテキサス先生の到着が
遅れいていた。出撃予定時刻である22時を超える。
370 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM [s]:2009/01/24(土) 22:16:05 ID:hOv09PSGO
雪のため最終メンバーの到着が遅れております

テキサス先生到着後、すぐに出られるように準備を進める。
436 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM :2009/01/24(土) 23:09:28 ID:hOv09PSGO
メンバー到着。すみやかに準備中。
約一時間後、テキサス先生到着、出動準備。前もって手配していた場所までは
一台の車に隊員を乗せて移動する。

467 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM [s]:2009/01/24(土) 23:27:00 ID:hOv09PSGO
GRオールグリーン
23:30 状況開始。

犬隊員とテキサス先生は周辺警戒にあたる。その間に猫雛で撮影を行うと言う体制で行った。
今回はほぼ全ての写真がNVを用いて撮影されています。里付近は民家が多く、
普通にフラッシュを焚きまくれば、今度は我々が余り愉快じゃない目にあうはずだ。

スレに投稿した「トイレからの視点」。

犬デジカメ撮影「トイレからの視点」。

このトイレの外側は「合宿所の奇談」に登場する幽霊と思しきものが通過する
ポイントであるはずだ。しかし、全行動を通してこの場所での怪異は認められず。
ポイントマンを犬隊員とし、次のポイントである「薬明神社」に向かった。

「薬明神社」に到着。写真は犬デジカメバージョン。

鳥居正面と

神社を見上げた形の写真を撮る。
615 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM [s]:2009/01/25(日) 00:26:30 ID:3/qwdU0EO
鳥居にて怪異、直ぐ背面で霜をふみぬく音。
書き込み中にレーダーに感あり
テキサス先生は明かりのついていた民家を警戒。おいらと雛隊員は撮影。(スレに投稿されていたもの)
そして犬も離れていたところで警戒活動。
では、離れていた犬隊員の真後ろで「霜をふみぬく音」を出したのは誰なのか。

気を取り直して「養蚕小屋」突入。

「ドラム缶」を撮影。暗いので穴に転落しないように、雛隊員がおいらのドラッグハンドル
(装具の首根っこについてるループ)を引っ張って支えている。
撮影後、我々は「鳥居から北」に向かった。ここから怪異が始まる。
道を行く最中からレーダーが反応を示し始めた。
そして犬猫両名が「黒い人影」を目撃する様になる。何か人のような影。
なんだろうと目を凝らして見ると消えていく。遠くにいたり、その辺にいたり。
1体や2体ではない。不思議と怖い感じはしなかった。
過去の「秩父湖の件」やおいら個人で言えば「八丁湖の件」の時はそんなものが現れると
さすがに背筋が寒くなったが、何故かここではそれはなかった。
661 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM :2009/01/25(日) 00:35:06 ID:3/qwdU0EO
全方位にレーダーに感。
まにあわん

「四所神社」付近を通過し、堤防付近に着いた時、ピークは訪れた。
レーダーの反応が尋常ではない。
連続的にレーダーが何かの異変を示している。これだけの反応は今までに無い事だ。
スレに書いた「まにあわん」とは「(反応が連続的過ぎて)撮影が間に合わない」という
状況を指している。
709 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM [s]:2009/01/25(日) 00:41:47 ID:3/qwdU0EO
里北部
レーダーはここで。
シュアファイアがダウン。

レーダーが反応したあたりの写真を撮ってみる。と、シュアファイアがダウン。
ここでの写真が少ないのは、どの方向を撮っても同じような風景しか写らないので
1枚だけ撮って終わりにした為。
772 :猫三倍段@ghostrecon ◆OcuOW7W2IM [s]:2009/01/25(日) 00:53:13 ID:3/qwdU0EO
暗視からデジカメ通常撮影に切り替え、ベースでUP
撮り逃げ撤退開始
これは、普通に撮った写真も見たいという要望があったため、フラッシュ焚いた通常撮影を
行い、何か通報とか里の地元住民に見つかるとか面倒な事が起こる前に撮り逃げしてしてしまおうという
お話。寒さで機器類も弱り始めてたので。
しかし、民家も近いので、被発見率を減らす方向で続行する事に決定。
なので引き続き目に優しい緑画面が続きます。

今来た道を戻り始める。このあたりでもレーダーが反応はしているが、
もはや珍しくも無く「レーダーはもうほっとけ」みたいな扱いに。

この写真近辺でおいらが露骨な怪異に遭遇。先ほどから「人影と思しきもの」が
ちらちらと目に飛び込んできたと先で書いているが、この時は「思しき」ではなく
「人影」そのものが近距離に出現していた。
「人影」出現時の正しい隊列はこうだ。
テキサス―犬―猫―雛
しかし
テキサス―犬―誰か―猫―雛
誰かがいるのだ。
目で追い、隊員の数を数える。
「テキサス先生、犬、後ろに雛ちゃん、テキサス先生、犬、後ろに雛ちゃん・・・」
じゃあお前は誰なんだ?
「隊員が一人多い」、その怪異自体は過去に「矢板トンネル」で体験しているが、
あれは霧に最後尾の隊員の影が投影されたものと今は考えている。だがこいつはそんなのではない。
さっきから現れては消えるやつと同種なのはわかる。約2m先のそいつの方を凝視した。
テキサス先生のシルエットに似ている細身の黒い人の形。
そして今度はNVを通して隊列を数える。先頭では「背面パネルが光る何か」を持っているテキサス先生。
犬は里のほうをNVで見ている。ではこいつは?
なんてこった。そいつがいるところは暗すぎて見えない。いや、シルエットは相変わらずわかる。
しかし撮影に使っていたGen2.5のNVはIRライトを持たない。そのため視界には光量不足の為、電気的ノイズが入った
黒い影しか見えない。(腰に収納していたもう一つの「優れもの」を装着できれば見えたのかもしれない)
なんとか探ろうとした。装具はつけてないか?ブーツは?火器は?ノイズの中から情報を得ようとしていた。
ただ、「そこに行って触れるという」選択肢は何故か出てこなかった。
そして、その誰かは今までどおりのスピードでノイズの中から消えていった。

帰り道は転びそうになるくらい路面状況悪し。
我々は最後に「人形祠」に向かった。スレ上に投稿が無かったのは、おいらの携帯+NVの撮影方法では
おそらくまともに撮れないだろうから、デジカメ持ちに撮影を任せたため。
そんなこんなで雛+犬組が斜面を登って祠に張り付いた。

側面は撮れたが、

やはり今の撮影方法では内部がきれいに写らないようだ。
NVを使わず低照度の赤色LEDを焚いて撮影を試みたところ、
写ったのはこれ。現在に至るも正体不明。(1/30 フロントサイト+ハイダーと判明)
そして作戦は終了。行動時間は約2時間。ランディングゾーンよりHQへ向けて作戦区域から離脱した。
帰還したGRは即座にお風呂直行。寒さと寝不足でヴァルハラが見えかけてたので。

就寝四時間後、夜は明け、いつもの朝を迎えた。

いろいろ無理を聞いて頂いた宿の主に深く感謝をしつつ、山梨HQを閉鎖、GRは帰途に着いた。
こうしてGRの最も長い一日は終わった。
今までに無い怪異の連発、「鳥居より北」の言い伝えとの符合。怪異の正体はわからないが、
確かに何かは起きた。通常、4名体制で行動した場合の怪異発生率は極めて低い。
最後にスレに投稿したレポートを転載して本作戦のレポートを終了する。
■投稿レポート
さて、帰宅したので一連の実況を含めた探索関連に関するお話を。
そもそものGhostRecon(以下GR)の興味は「合宿所内での怪異の検証」いう点でして、理想では合宿所に宿泊する事を狙っていたのは以前のスレで少しお話したかもしれません。実際にはそれは適わず、管理者様に許可を得て内部を見せて頂くに留まりました。
さて、その怪異のバックボーンが過去の土石流災害であるという説があるわけでして、第二案である、「現地に宿泊して調査、怪異が起こりやすいとされる夜間での探索」を実行するに至ります。
ただ、我々GRは基本的に「幽霊の存在を信じない」立場をとっておりまして、実況中はありのままの状況をお伝えし、判断はスレの皆様にしてもらうスタイルで行っております。
今回の実況に関しましては、周囲の警戒を強めていたのと、外気温等環境的な問題、展開スピード等の問題があり、画像と箇条書きのような状況説明のみと、かなり淡白な内容になっており、細かい点で至らなかった部分はお詫びします。
では、今回の探索についての「確かに起きた事実」をお知らせします。
- 「薬明大社」にて、周囲警戒中の犬隊員背後にて「霜を踏む音」が発生。
- 「薬明大社」を境にした登山道から頻繁にレーダーが反応。
- 里最北部付近で撮影等対応が追いつかないレベルでレーダー反応がピークに。
- 「薬目大社」を境にした登山道から犬猫両名がかなり頻繁に「人影」と思しきものを確認 追記:一体や二体ではない
- 上記と同種の現象。里最北部から「薬明大社」に戻る最中「人影と思しき」ではなく
「人影」が犬隊員と猫の間に現れる。- なお、その「人影と思しきもの」は正体を判別しようと目を凝らし続けると消滅する。
- 「人影」の場合は猫が他の隊員と誤認。人数が合わないことに気づく。やはり正体を判別しようとすると消滅する。
- 「人形祠」では低音及び金属音系の音を確認(こちらは過去スレで原因は解明されていたはず)
また、これらの現象をもって「霊の仕業である」とは判断しないものとします。
■各種機器異常について
●シュアファイア(ライト)のダウン
雛隊員から説明があったかもしれませんが電池切れの線が濃厚です。●ゴーストレーダーのダウン
ゴーストレーダーは別にミルスペックでもないので過去にも何度かダウンを起こして
います。こちらは寒さの線が濃厚かもしれませんが原因は不明。●デジカメシャッタースピードの異常
デジカメのシャッターが落ちにくい現象あり。こちらも寒さの線が濃厚かもしれませんが原因は不明。■ゴーストレーダーについて
ゴーストレーダーはソリッドアライアンス製のアイテムでお化けを探知できるというアイテムです。
GRでは初期型及び新型レーダー「ばけたん」を使用しています。
ジョークアイテム類に分類される製品ですが、実は割りとまじめに作られた製品であることと、過去の評価実験での結果から、いわゆる「霊感」を持たないGR隊員の「お化けの存在を示す唯一の目安」として採用されています。レーダーに関する製作者インタビュー記事がありますのでご参考に
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0504/21/news001.html
■レーダー反応パターンについて
ゴースト表示パターン早見表
http://www.ghostradar.jp/GR/whatisGR.html
今回反応したパターンについて確認可能な限りでは
影響範囲:狭
移動特性:有
身体影響:不明影響範囲:広
移動特性:無
身体影響:正の2パターンです。
また、前項の補足ですが、ゴーストレーダーはそう簡単に反応する事はなく、連続的に反応する事は比較的稀な状況ではあります。
■ニット帽氏について
ニット帽氏は初回書き込み時に鳥居前にいるとの事でしたが、その時点で実はGR隊員は所用のため現場周辺におり、暗視装置(以下NV)使用で周囲を見回しながら移動していましたがどのような人影も確認されていません。高確率で架空の人物と予想されます。
■スポットとしての現場
一般的な特級レベルの地域として「樹海」「八王子城」等が挙げられますが、
あるエリアに集中して複数の怪異が発生というスポットはあまり見受けられません。
その点において今回の探索地域は過去に探索した地域と比べ、若干異質であったと言えます。■実況体制
周辺警戒2名、撮影補佐1名、撮影・スレ通信1名の構成で行いました。
■GR追記
スレ上でアクションする担当のおいらばかりが前面に出ていますが、あくまでも接点に過ぎません。今回はおいら以外の犬上海団隊員、彩色雛壇隊員、テキサス(GR神奈川愚連隊)の協力で一連の探索が
行えています。■最終項・「本当に危ない所を見つけた」
さて、スレタイにもなっている「本当に危ない所を見つけた」ですが、本当にここは危ないかというお話を。
私見ですが、結論は「本当に危ない所かどうかは問題ではなかった」です。以下はここ2週でのスレでの出来事抜粋です。
- スレ上で調査検証が行われていた
- 他の案件のエッセンスが混ざり始めた
※合宿所の怪異の話だったはずが、根場と言う地域という括りで怖い話が語られたり、
他の地域の風習が併せて語られたり等- 探索中に怪異が起きた
- それはあるエリアで集中して起きた。
- それらの原因はわからない
- 現地は「復興」している。(件の災害は怪談話が発生するレベルで過去の事件になっている)
合宿所と周囲の怪異。スレが始めて立ったあたりでは特に掘り下げられてないおぼろげな怪談だったと思います。
しかし、結果的に、ここ一連の調査検証は怪談に新たな「輪郭」を与え続ける行為だったのでは無いかとちょっと思ってたりします。(一個人の一仮説に留めます)抽象的な結論で申し分けないですが、その新たな「輪郭」を与えられた怪談が今後どうなるのかは偵察部隊であるGRとしては予測が難しく、その議論に関しては他者に委ねたいと思います。

