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SOG/GhostRecon HQ2.0

[Last Resort] 2002/10月某日宮崎 心霊ホテルI A島観光温泉ホテル

Posted on 22 5月 2007

ホテルIは病院として作られたがホテルに改装される。しかし幽霊の目撃談が耐えずついに廃業。
現在は廃墟となり心霊スポットとなる。

宮崎 ホテルI・青島観光温泉ホテル調査報告-SOG/GhostRecon
常にそうであるように、その廃墟もまた突然に姿を現した。

とある事情により、南国宮崎派兵となった犬上海団。
椰子の木の生い茂るリゾート地で、世知辛い任務を忘れてのリゾート気分をご満悦であったが、
到着当日にして浮かれ気分は泡と消えた。

リゾート地ならではの食料供給事情にの悪さに憤りを感じつつも、コンビニエンスストアを求めて
鹿児島方面に街道を歩く野良犬の前に、 予告無しに巨大廃墟は浮かび上がったのである。
当然として必要物資の補給が要求された。

猫をトーテムとする隊員の行動は迅速だった。
1両日をおいて必要用とさせる武装は届けられた。
ただし、黒猫の空輸部隊の伝票に”補充兵装”は無いだろうと思いはしたが。
包みから顔を出したのは、私の強い要望による、.45ACPのガバメントモデル。
これさえあれば宇宙人でもKO必至だ。海兵隊員にはこれが無くてはならない。
次いで現れたのが、.22口径のサイレントルガー。それとオーバーキルなコルトアナコンダ。
聞けばわざわざ、購入してまで送って寄越したという。
旧友の配慮に感謝しつつも、
「アナコンダじゃ、タイラントだっていけますよ」と情緒の無さを呪った。

さて、
この手の調査の常套手段として、周辺地域での聞き込みが挙げられる。
幸いにして、土産物屋などご当地の情報に詳しいであろう施設は幾つか見受けられた。
また、近隣に奇跡的に存在する、夜間営業の軽食店にて、以下のような情報を聞き出せた。

・この巨大廃墟、当時は九州でも屈指の宿泊施設として、多くの観光客を迎え入れた。
・ただし、バブル崩壊以降、経営は行き詰まり惜しまれつつも廃業となった。
・陰惨な事件を基盤とした因縁話は存在しない。
・が、某社会主義陣営の某国による、拉致及び誘拐事件の舞台とはなったらしい。
・上記の情報については、自治若しくは公安警察に席を置くと思しき人物により、調査の実例がある。
・管理人は健在であり、近隣観光施設に駐在。

上記の情報を手にした私は、その翌日、仕事が休みであることをいいことに、管理人との接触に成功。
写真撮影と掲示に関する内諾を取り付けたのまではよかったが、当人からの情報を聞き出すには至らなかった。

結局として内部への案内まではして貰えず、まぁこれは当事者の心境を察すれば当然ではあるのだが、
周辺からの写真撮影に終始せざるをえなかった。
アクセスしにくいという条件を除けば、名所にも程近いこの立地。
非常に勿体無いと言えなくは無いだろう。

半ば脱力した状態であったが、滞在中の情報として、かの巨大廃墟以外に生粋の心霊的スポットがあるという。
現地ヤードの情報によれば、病院として建設され、以後ホテルとして2次利用されたものの、
結局は廃墟となって時に身を晒した物件があるという。

表向きの職業もあり、その場で詳細を問いただすことも出来なかったのだが、
後日以外にも簡単に、あっさりと、ほとんど偶然の形でその物件への潜入は実施された。

滞在を残り僅かと控えたある日、線路からも目視できるその建物へと足を運んだ。
当初は当該物件とはわからず、行き当たりばったりの行動ではあったのだが、
帰還後にこの行動は正しいものであったことが確認される。

建物それ自体はモーテルもしくはそれに順ずる規模のものである。
ただしその内部は聊か奇異な部分が目に付いた。
というのは、2階建てという低層構造でありながらもエレベーターを有し、また、バリアフリー的なスロープと、
極めて良心的な位置に設置された手摺。
連込み宿舎にはあまりないであろう、食堂と思しき施設のそれが存在したのである。

建物内に残された日記張にも、この施設はまっとうな宿泊施設として営業されていたのであろう事が記載。
涙ぐましい営業努力の数々と、落胆すべきその結果が切々と記されていたが、超常現象を伺わせるような
記載を発見することは無かった。

結局、滞在中にはこのほかにも数々の廃墟を目撃するに至ったが、超常現象及び怪異に恵まれることは
ただの一遍も無く、極めて過ごしやすい気候の中で、有意義な時間を送ったのであった。
ご当地の方々にはこの場を借り、お礼の言葉を申し上げたい。

                                                文/犬上海団


ホテル入り口。
街道沿いからも一部が目に入る。


正面玄関。
同じ構図の写真が他サイトでも見受けられた


食堂と思われる。
ラブホテルではなかったようだ。


入り口ロビー。
2階建てという低層構造でありながらエレベーターがある。


ロビーより2階へのスロープ。
車椅子の高さに手摺が取り付けられていた。


客室。
広さの大小はあったが、概ね同じ間取り。


1階スロープ下のスペース。奥まで侵入したが、
部屋といえるものは無い。
逆に途中まで内装された空間が、異様と言えなくもない。


本棟と別棟を繋ぐ渡り廊下。


別棟の廊下。
1、2階ともほぼ同じ配置。


別棟客室。
本棟よりも間取りが広く作られている。


I島温泉観光ホテルを海岸より望む。巨大な眺望


北よりの施設。
周辺に光源が少ない為、夜間はかなりの迫力。

海岸側の1階。
写りこんでいるのはLEDライト。


街道側にある入り口と思しき箇所。


海岸側1階窓より。宴会場のようだ。


街道側の地下施設。廃材置き場と化している。


海岸側の階段入り口。
腐食が激しく、別の理由もあり潜入には至らなかった。

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